七夕のお墓掃除、急に私の担当になった。母と兄に代わって行ってきた話

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七夕のお墓掃除は、今まで母と兄の役目でした。

私は「七夕にお墓掃除をする」ということは知っていたけれど、実際にいつ行って、何を持って行って、どんな順番で何をするのかというところまでは、あまり考えたことがありませんでした。

ところが今年は、兄は仕事。

当日行く予定だった母も、体調がすぐれない。

一緒に行くはずだった人の予定も、直前で変わりました。

「え、じゃあ誰が行くの?」

となりまして、結局、私と子どもで行くことになりました。

親戚に頼れる人がたくさんいる家なら、誰かに「お願い」と言えるのでしょうが、我が家はそういう家ではありません。

誰も都合がつかない。

でも、お墓掃除はやらないといけない。

こういうとき、長男家の長女は突然、担当者になります。

七夕そのものの説明は、こちらの記事に書いています

七夕の手順を覚えておいてよかった

今回、つくづく思ったのがこれでした。

七夕の行事について、少しでも調べておいて本当によかった。

私は以前から、沖縄の年中行事について調べるときに、高橋恵子先生の『年中行事と御願』という本を参考にしています。

この本はかなり情報量が多くて、行事ごとのグイス(拝みの言葉)も詳しく載っています。

七夕についても、シーミーほど大きな行事ではないけれど、お墓を掃除して、お供えをして、御願をすることが書かれていました。

今回、事前にそこを読み返していたので、なんとなく手順が頭に入っていました。

掃除を始める前にヒジャイガミへのウガン。

掃除を終えたら、お墓の前でウガン。

グイスはスマホに入れているメモを開いて、見ながら唱えました。

このグイス、実は自分でカードのような形にして、スマホに入れています。

紙のメモだと墓地で風に飛ばされるし、濡れます。

本を持って行くのも、片手がふさがって現実的ではありませんでした。

行事ごとに一枚ずつ、順番に読めるようにしただけの、簡単なものです。

自分が使いながら、少しずつ手を入れています。

そのうち、誰でも使える形にできたら、ここに置いておこうと思っています。

こういうものは、いざ自分が担当になるまで、なかなか覚えません。

でも、母や兄がやってくれているうちは「そのうち分かるだろう」と思っていたものが、ある日突然、自分のところに回ってくる。

だから、今回やっておいてよかったなと思いました。

ただ、親戚のお墓のウガンも2つほど頼まれていたので、そちらのお墓ではどういうグイスを唱えればいいのか、そこまでは分かりませんでした。

これは今後ちゃんと確認しておかないといけないところです。

予定どおりには、まずいかない

今年の七夕は、最初から予定どおりにはいきませんでした。

まず、当日行くはずだった母が体調不良。

一緒に行く人の予定も急に変更。

そして、いざ行こうとした時間になったら、今度は土砂降り。

もう「今日は延期かな」と言いたくなる状況です。

母は昔から、こういうときにすぐ「もう延期にしたら」と言う人でした。

雨が降ったら延期。

何か都合が悪くなったら延期。

そして決断を先送りする。

それを真に受けていると、後になってもっと大変なことになるというのを、私はこれまでの人生で何度も経験しています(笑)。

なので今回も、雨を見ながら、

「どうせずっと降っているわけじゃないでしょ」

と、晴れ間を待つことにしました。

しばらくして雨が小康状態になったので、「今だ」と出発。

結果的には、これが正解でした。

お花がない!

スーパーで買った小ぶりの菊の花束

途中でスーパーに寄って、お花とお酒を買うことにしました。

ところが、最初に寄ったスーパーには、菊の花がほとんどない。

残っていたのは、ちょっと萎れかけたものが1束だけ。

仕方がないので、それを買いました。

「七夕って、みんな一斉にお墓に行くんだなあ」

と思いながら。

そのあと母を迎えに実家へ行ったのですが、やっぱり調子が悪いとのこと。

母には今回は無理をしてもらわず、道具だけ受け取って出ることにしました。

そこで、持ってきたお花を見て気がつきました。

1束に3本しか入っていない。

これ、足りない。

ということで、また別のスーパーに寄ることに。

すると今度は……

菊、めちゃくちゃある。

さっきのお店とは大違いです。

「次からここで買おう」

と、あっさり買い物先が決まりました。

こういうのも、実際にやってみないと分からないものです。

ちなみに夕方、最初に寄ったお店の前を通ったら、お花コーナーには菊がたくさん補充されていました。

売り切れていたわけではなく、単にタイミングだったようです。

旧盆前の買い物もそうですが、お店の在庫って本当にタイミングですね。

午後3時過ぎの墓地は、思ったより静かだった

お墓に花、水、酒をお供えして線香を立てた様子

土砂降りの後だったこともあり、午後3時を過ぎた墓地には、思っていたほど人はいませんでした。

先に1組だけ掃除をしていました。

私たちは二人で掃除開始。

うちのお墓は、6畳くらいあります。

しかも近くに電気も水場もないので、掃除に使う水も持って行かなければなりません。

幸い今回は、そんなに草も生えていませんでした。

なので、まず掃き掃除。

それから水をかけて全体を流し、お花や水を入れているコップなども洗いました。

雨上がりだったので、暑くなかったのも助かりました。

沖縄の夏の墓掃除で、炎天下だったらかなりきついです。

今回は本当に、ちょうど雨が止んだところに行けた感じでした。

いつか高圧洗浄機を使ってみたい

お墓の床のタイルに黒いコケが広がり、ほうきで掃いている様子

うちのお墓は広いので、汚れがたまってくるとなかなか大変です。

大きなお墓では、シーミー前に電源を持ってきて高圧洗浄機で掃除しているところもあります。

うちは今までそこまでやったことがないので、床がだんだんコケっぽくなってきています。

掃き掃除と水を流すだけでは、どうしても限界がある。

なので最近CMでよく見る、小型の電源付き高圧洗浄機を一度試してみたいと思っています。

お墓掃除用として買うのは、ちょっと贅沢な気もしますが、あの広さを考えると一台あってもいいかもしれません。

これは次回までの宿題です。

他のお墓も、同じような顔ぶれだった

私たちが掃除を終える頃、もう一組、近くのお墓で掃除を始めました。

見るともなく目に入ったのですが、そちらも年配の女性が二人と、若い方がひとり。

「どこの家も、こんな感じなのかな」

と思いました。

昔はもっと大人数で来ていたのかもしれません。

でも、親世代が高齢になり、きょうだいも仕事があり、下の世代もそれぞれ予定がある。

気がつけば、動ける人が数人だけになっている。

我が家だけの話ではないんだろうなと思いました。

終わってみれば、ちゃんとできた

掃除が終わって、お花と水を供えて、最後にお墓の前でウガン。

スマホのメモを開いて、一緒に唱えました。

「これでいいのかな」と多少の不安はありましたが、とりあえず無事終了。

帰りは、頑張ってくれた子どものリクエストでマック。

実家に戻って、母には仏壇にウチャワキを供えてもらいました。

これで今年の七夕は終了です。

母が行けなくなって、兄も仕事で、他の予定も変わって。

最初はどうなることかと思いましたが、結局、行ける人が行って、できることをやれば何とかなるんですよね。

今回、一番よかったのは、雨上がりのちょうどいい時間に行けたこと。

暑すぎず、土砂降りでもなく、墓地も空いていた。

あれだけ予定が狂ったのに、最後はちゃんと収まった。

そして、七夕のお墓掃除の手順を、事前に調べておいて本当によかった。

これから先、母ができないことは少しずつ増えていくと思います。

そのたびに、「今度は私がやるのか」と思うこともあるでしょう。

でも、今回のことで一つ分かったのは、知らないからできない、ではなく、調べれば何とかできることも結構あるということでした。

次は、もう少し早めに菊の花を買っておこうと思います。

そして、できれば次のシーミーまでに高圧洗浄機も試してみたいです。

※これは我が家の経験を書いたものです。地域や門中、家庭によって進め方は違いますので、ご自身の家のやり方は年長の方に確認してください。

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